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RV8
Mar.1993-Nov.1995 B,C,GT,V8 - RV8 (-F)
1993年より限定の総生産台数2000台で生産された、「MG復活」の為の、スペシャルプロジェクト。製造もほとんど手づくりといえる行程で、ゆっくりと作られた。
 基本的にMGB(RB Later)のボディシェルを流用、新設計のフロントメンバーとサスペンション、進化したリジットサスに、ローバーグループから流用のV8エンジンと市販MTを組み合わせている。(MTは前期型・後期型で相違あり)ボディパネルは、フロント/リアウイング、サイドシル部分は専用設計。もちろん専用設計のFバンパー/グリル/リアバンパー、強化されたウインドシールドなどと合わせ、MGBに比べるとかなり現代的デザインに見える。
 MGC-MGB(GT)V8の正当進化と言えるモデル。
各仕向地向けに若干の変更が加えられ、日本仕様は、クーラーが標準装備となる。豪州仕様はハイマウントストップランプがトランク上につく。

軽く時速200km/hを越えるハイパフォーマンスカーであるが、現代としては柔いボディ、進化したとは言えリジットサスペンションなど、ある程度のドライブスキルが必要とされるようだ。但し追い込まない限り、トルクフルなエンジンと、軽量なボディの組合せにより非常に乗りやすい。
コノリーのシートとインテリアは豪華な雰囲気。
 直線加速においては、GTRクラスには譲るものの、大抵の車を凌駕する。タイトなコーナリングは「腕次第」だろうか。ノンパワーアシスト故に多少の腕力も必要とされる。ただ、国内雑誌などで評価されているように劣る訳ではなく、腕が立つドライバーなら国産小僧には楽勝!。中高速コーナー主体の「路面の良い」一般道は非常に気持ちよい。当然、高速道路では「ほぼ」無敵である。

残念ながら、トラブルフリーでは無く、やはりというか、細かいトラブルがでる個体も多々??あるようだ。
 整備性も、決して良くはなく、特殊工具がないと緩め/締められないボルトもいくつかある。ハーネス類の処理もオーナーは知らない方がよいかも知れない・・
 そもそも昔の正規ディラーですら「よくわからない」という部分もある車。パーツも取り寄せて見て、適合しない、ということもあった。
 MGBのボディ構造をそのまま受け継いでいる為、ヒーターボックス経由で雨水が浸入する個体があったり、クーラーが利かない個体があったり、結構自己主張があるようだ。ウインドウスクリーン廻りはアルミだったMGBの物が強度の関係でスチール製となっており、錆の問題もあるようだ。
 整備状態によっては、オーバーヒートに悩まされたり、炎天下ではパーコレーションによりエンジン再始動が困難だったりする。

本国では、いまだに人気が高く、高値取引されている。特に日本向けはクーラー装備の為、人気がある。
 本国の相場と比べると、国内では不当とも言える程安価ではあるが、どうもメンテナンスが十分にされている車だけではなく、また、当時399万という価格もありオコシもされているようだ。購入には注意を要する。またBMWの政策により、”MG”の飼い殺し?のようなので、メンテナンスにも問題が出始めているようだ。
 日本には約2000台のうち1500台以上輸入されたが、逆輸出されたり事故で失われたりで、その数は減りつつあるようだ。日本の中古車マーケットでの市場価格は低迷してきており、売ったとしても100万円以下のようだ。業者小売り価格は120万円程度から。海外に輸出しても数台まとめれば十分に利益がでる価格・・

国内での旧ローバールートでのパーツ供給は少々問題が出始めているようだが、MGOCスペアーズを始め、英国ルートであれば、ボディパネルからスモールパーツまで一通りそろうので、多少の手間をかければ問題はない模様。当然国内問屋ルートで入手可能。
 個人輸入が一番確実な入手方法だろうが、ボディパネルやエンジンなど大きなパーツは送料に注意。事前に綿密な見積と、宅配か空港止めかなどを打ち合わせ要。

全天候性能は一応持っており、車でクリティカルな仕事をする人以外は、「一応」1台体制も考えていい一台。
但し万人には受け入れられるかは疑問・・。オーナーはストイックさが必要か?
一度は体験しておきたい一台。

なお英国には、MGBを外観だけコンバートした車や、MGB GT V8のボディにRV8パーツを取り付けたMGB GT RV8と言ったスペシャルメイドモデルも存在する・・・・

(とりあえず編集部 仮に記述。差し替え予定)